[00:00.000] 作詞 : はるまきごはん/キタニタツヤ
[00:00.185] 作曲 : はるまきごはん/キタニタツヤ
[00:00.370]
[00:01.070]ガラクタばかりを集めて
[00:03.110]ボロ切れひとつを被せた
[00:05.290]醜い形をしたレプリカ
[00:09.710]誰かが紡いだ言葉を
[00:11.880]誰かが奏でた音色を
[00:14.040]歪にコラージュした偽物
[00:17.060]
[00:18.520]一番最初はベイルの中
[00:20.470]革新的な少年の愛情が
[00:27.050]僕ら
[00:27.650]気付いたらもう見えなくなる
[00:29.360]おもちゃを無くした子供が泣いている
[00:31.940]
[00:34.500]どうしてだろう?
[00:35.250]あのスポットライトに
[00:37.920]照らされている
[00:39.820]その背中はまたこの手から
[00:42.490]遠(yuǎn)ざかっていく
[00:43.770]
[00:44.090]あなたみたいに
[00:45.260]なれやしなくて
[00:46.400]あの月を追いかけるように
[00:48.530]渇いた心は
[00:50.490]満たされないまま
[00:52.910]一人になって一人になって
[00:55.060]くすんだ夢を見続けてしまった
[00:58.670]なぞる僕たちは
[01:01.350]
[01:01.890]ガラクタだって、ボロ切れだって
[01:03.880]その心臓が放つ血液には
[01:06.459]僕だけの怒りがあった
[01:09.530]
[01:18.209]足りないのなんだったんだろう
[01:20.049]神様に聞いてきたあとで
[01:22.269]墮天使の弓矢に口止めされた
[01:26.879]初めから知っていたんだよ
[01:28.900]忘れた芝居をしてんだよ
[01:31.170]貰いもんの剣を抱きしめている
[01:33.720]
[01:35.440]何十回目の失望だろう?
[01:37.430]いっそ何もかもを捨ててしまいたいと
[01:44.180]きっと最後は何も殘らない
[01:46.180]愛も、紡いだ音も、名前も朽ちていく
[01:48.970]
[01:51.480]どうしてだろう?
[01:52.390]この胸の奧に
[01:54.950]こびり付いている
[01:56.940]冬の夜の靜寂に似た孤獨を
[02:00.799]
[02:01.109]あなたはきっと
[02:02.310]知りもしないで
[02:03.459]一人星を見ていた
[02:05.609]赤い目の僕に気も留めないまま
[02:10.060]隣に立った
[02:11.069]あなたは遠(yuǎn)くて
[02:12.210]くすんだ夢も見えなくなってしまって
[02:15.780]それでも追い続けて
[02:18.419]
[02:18.740]偽物だって、真実(ほんとう)だって
[02:21.080]今振り返ればただそこには
[02:23.539]ぼやけた記憶があった
[02:26.639]
[02:27.110]廃物と化したアイロニー
[02:28.900]クリシェを抜け出したいのに
[02:31.099]「また誰かの焼き直し?」
[02:35.680]數(shù)多の星の屑たち
[02:37.759]沈み消えゆくユースタシー
[02:41.210]無慈悲な月の光
[02:44.500]「アイデンティティさえまやかし?」
[02:48.639]
[02:53.270]「盜んででも愛が欲しい?」
[02:58.060]
[03:00.830]羊のような雲(yún)が浮かんだ晝すぎ
[03:05.150]懐かしい歌が風(fēng)に揺れている
[03:09.560]あなたの聲で教えて貰った言葉
[03:12.659]今でも忘れぬように
[03:15.280]書き留めてる同じことを
[03:17.889]
[03:18.189]あなたみたいに
[03:19.310]なれやしなくて
[03:20.409]あの月を追いかけるように
[03:22.629]渇いた心は
[03:24.720]満たされないまま
[03:27.000]時間が経って
[03:28.060]時間が経って
[03:29.199]振り返る時目を逸らさぬように
[03:32.830]なぞる僕たちは
[03:35.520]
[03:35.830]ガラクタだって、ボロ切れだって
[03:38.009]醒めぬ夢を追っていった先には
[03:40.580]僕だけの光が、ずっと
[03:44.639]