[00:00.000] 作词 : ひとしずくP/やま△ [00:00.002] 作曲 : ひとしずくP/やま△ [00:00.004]終焉の大地の果て [00:02.744]残された子らは [00:04.012]頼りなく小さな手を 重ねて [00:07.385]健やかなる時も 病める時も ただ信じて…… [00:11.501]「共に分け合っていこう」 [00:32.304]人の智を超えて 思い上がった愚かな羊に [00:37.449]神の裁きが下った [00:39.961]滅びゆく世界を 守り続ける「アイの塔」には [00:44.945]世界の寿命が灯る [00:54.891]若者の村に 王国の使者がもたらした [01:00.240]予言の報 [01:02.472]針子の少女に 誉れ高き【次のメシア】へと [01:07.401]神託が降りた [01:10.022]塔の中に 守られし【祝福】は [01:13.788]9つの メシアだけが賜う【栄光】 [01:16.963]君と共に 僕らも塔へ連れ立とう [01:20.754]滅びゆく楽園の命、繋ぐため [01:24.797]祝福をこの手に 心、打ち鳴らし [01:28.529]栄光を掴み取れ 懸命に…… [01:31.961]信じ合う仲間とともに 助け合えば [01:36.073]恐れるものは、 なにもない [01:39.854]最初の祝福を [01:42.405]命が渦巻く【華やぐ波】の扉へ 手を伸ばす [01:47.098]ふと、大きな手を重ねて 青年が言った [01:52.998]「共に分け合っていこう」(あはは……) [02:09.934]メシアを押しのけ 横取られた最初の祝福 [02:14.422]仲間たちは いがみ合い [02:16.605]2つ目の扉 赤き目を血走らせ [02:19.901]剣士は【炎の宴】に興じる [02:23.274]【恵みの陽光】を勝ち取って [02:25.772]悦に入る姉の手を振り払い [02:29.936]悔しげな顔で 妹は【安息の闇】へ [02:34.393]息巻いて進む [02:36.307]「選ばれたのは、私なのに……」「「独リ占メハ許サナイ…」」 [02:39.916]「欲」は人を変えてしまうのか? [02:42.802]僧は祝詞を【揺蕩う大地】に捧げて [02:46.187]詩人は【雷鳴の囃子】口遊む [02:49.806]祝福をこの手に…… 心、研ぎ澄まし [02:53.112]栄光を奪い取れ 我先に… [02:56.164]信じ合う仲間は、何処へ…… 誰もが、敵? [02:59.780]断ち切りなさい 過ぎた愛を [03:03.137]【旋風のロンド】に 踊り子が舞う [03:06.428]双生の姉は 片割れを押しのけ [03:09.575]歓喜の雫は 流れる間もなく 凍てた [03:16.513]【白銀の園】へ [03:19.788]9つ目の祝福は 眠れる【マグマの胎動】 [03:23.087]双生の弟は メシアを欺いて [03:27.573]誇らしげに笑った [03:29.849]信じた仲間に裏切られ [03:33.336]【祝福】はすべて 横取られた [03:36.967]灯らぬトーチ 掲げながら [03:40.331]祈りの祭壇へ…… [03:47.528]塔の中に封じられし【祝福】 [03:50.989]……という名のメシアに課せられた【贖罪(しょくざい)】 [03:54.262]【贄】と共に 乗り越えたメシアよ [03:56.336]今こそ 新しき楽園の命、繋ぎたせ [04:02.957]荒波に溺れ沈み [04:05.038]業火の海を舞い [04:06.455]無慈悲な干天に頽れて [04:09.503]永遠に明けぬ闇に狂い [04:12.027]大地に呑まれても [04:13.080]君独りで、いかせはしない [04:16.472]裁きの雷に打たれ [04:18.657]風刃に裂かれて [04:19.706]心ごと凍らされても [04:21.699]灼熱を這う [04:22.790]健やかなる時も 病める時も ただ信じて…… [04:26.372]「共に分け合っていこう」 [04:29.614]導きの灯を繋げ 尊き贄の果て [04:32.926]愚かなる連鎖は 永遠に繰り返す…… [04:35.902]信じ合った仲間たちに 助けられて [04:39.490]勝ち取った灯を 高く掲げて [04:42.814]暁の鐘が鳴く 栄光の調べ [04:46.172]神の威を授けられたメシアは [04:49.248]独り静かに笑いながら……(あはは…) [04:54.476]9つの「哀」を生みて [04:57.684]祭壇に手を伸ばした