[ti:悪ノ娘] [ar:片雾烈火] [00:00.66]悪ノ娘 - 片雾烈火 [00:10.80]詞:悪ノP [00:15.79]曲:悪ノP [00:42.79]「さあ、ひざまずきなさい!」 [01:00.31]むかしむかしあるところに [01:03.66]悪逆非道の王国の [01:06.94]頂点に君臨するは [01:10.32]齢十四の王女様 [01:13.81]絢爛豪華な調度品 [01:17.16]顔のよく似た召使 [01:20.58]愛馬の名前はジョセフィーヌ [01:24.03]全てが全て彼女のもの [01:27.43]お金が足りなくなったなら [01:31.08]愚民どもから搾りとれ [01:34.31]私に逆らう者たちは [01:37.71]粛清してしまえ [01:41.26]「さあ、ひざまずきなさい!」 [01:45.01]悪の華 可憐に咲く [01:48.41]鮮やかな彩りで [01:51.92]周りの哀れな雑草は [01:54.87]嗚呼 養分となり朽ちていく [01:58.73]暴君王女が恋するは [02:02.30]海の向こうの青い人 [02:05.47]だけども彼は隣国の [02:08.97]緑の女にひとめぼれ [02:12.47]嫉妬に狂った王女様 [02:15.87]ある日大臣を呼び出して [02:19.18]静かな声で言いました [02:22.51]「緑の国を滅ぼしなさい」 [02:26.16]幾多の家が焼き払われ [02:29.53]幾多の命が消えていく [02:32.99]苦しむ人々の嘆きは [02:36.18]王女には届かない [02:39.94]「あら、おやつの時間だわ」 [02:43.61]悪の華 可憐に咲く [02:47.04]狂おしい彩りで [02:50.53]とても美しい花なのに [02:53.52]嗚呼 棘が多すぎて触れない [03:04.29]悪の王女を倒すべく [03:07.63]ついに人々は立ち上がる [03:11.10]烏合の彼らを率いるは [03:14.52]赤き鎧の女剣士 [03:17.93]つもりにつもったその怒り [03:21.36]国全体を包み込んだ [03:24.79]長年の戦で疲れた [03:28.21]兵士たちなど敵ではない [03:31.67]ついに王宮は囲まれて [03:35.24]家臣たちも逃げ出した [03:38.51]可愛く可憐な王女様 [03:41.89]ついに捕らえられた [03:45.61]「この 無礼者!」 [03:49.11]悪の華 可憐に咲く [03:52.53]悲しげな彩りで [03:56.00]彼女のための楽園は [03:59.03]嗚呼 もろくもはかなく崩れてく [04:03.08]むかしむかしあるところに [04:06.25]悪逆非道の王国の [04:09.69]頂点に君臨してた [04:13.12]齢十四の王女様 [04:16.56]処刑の時間は午後三時 [04:20.00]教会の鐘が鳴る時間 [04:23.37]王女と呼ばれたその人は [04:26.86]一人牢屋で何を思う [04:30.28]ついにその時はやってきて [04:33.89]終わりを告げる鐘が鳴る [04:37.14]民衆などには目もくれず [04:40.23]-彼女-はこういった [04:44.15]「あら、おやつの時間だわ」 [04:49.59]悪の華 可憐に散る [04:52.96]鮮やかな彩りで [04:56.41]のちの人々はこう語る [04:59.42]嗚呼 彼女は正に悪ノ娘