[00:26.42] 機械でもできる仕事と吐き捨てられたから [00:34.84] ぼくは機械にならなくちゃ [00:39.85] 生をどうこうするには脆弱すぎる脚 [00:46.48] 要らない思考能力は無為萎縮して [00:53.12] [00:53.27] 管を巻いて意図を吐いて まっしろ [00:59.18] [00:59.66] 宙を泳いだ言葉は 一体どこへ行けばいい [01:06.52] 能のない翅にも利用価値 あると言ってよ [01:13.17] 食べられやしない言葉を 全体どこへ捨てりゃいい [01:19.88] 渇いた唇の端から 堰を切って落葉 [01:26.32] 幼若な朝を編む [01:30.30] [01:42.72] 嘗ての青空の記憶を探すのはやめにしよう [01:52.07] 昨日と同じように生きよう [01:56.41] 生来飛べないのか「嘗て」が在ったのか [02:03.72] 今となっては誰も知らないので [02:09.68] 思考をやめよう [02:13.00] [02:13.01] 宙を泳いだあなたは 一体どこへ着いたろう [02:18.89] 吹き寄る葉風 ぼくら塵のように無力なのに [02:23.15] どうしてその鱗翅を広げてみようと思ったのだろう [02:29.03] のうのうと日々を食んでいれば たのしいこともかなしいこともない [02:37.00] それじゃだめかな [02:38.74] [03:04.29] 管を巻いて意図を吐いて まっしろ [03:10.39] [03:10.98] 宙を泳いだ言葉は 一体どこへ行けばいい [03:17.60] 能のない翅にも利用価値 あると言ってよ [03:24.33] 縋り付く場所が朽ちたら ぼくはどこへ行けばいい [03:31.13] 渇いた唇の端から 堰を切って落葉 [03:37.58] あなたの残り香 [03:40.19] [03:40.83] (Why did I release that hand?) [03:50.40]