[00:13.119]袖丈が覚束ない夏の終わり [00:19.034]明け方の電車に揺られて思い出した [00:25.646]懐かしいあの風景 [00:32.372]たくさんの遠回りを繰り返して [00:38.285]同じような街並みがただ通り過ぎた [00:44.927]窓に僕が写ってる [00:50.243] [00:51.291]君は今もあの頃みたいにいるのだろうか [00:57.207]ひしゃげて曲がったあの自転車で走り回った [01:03.153]馬鹿ばかしい綱渡り 膝に滲んだ血 [01:09.108]今はなんだかひどく虚しい [01:15.748] [01:19.032]どれだけ背丈が変わろうとも [01:24.937]変わらない何かがありますように [01:31.119]くだらない面影に励まされ [01:37.188]今も歌う今も歌う今も歌う [01:43.162] [02:01.244]忙しなく街を走るタクシーに [02:07.149]ぼんやりと背負われたままくしゃみをした [02:13.745]窓の外を眺める [02:20.511]心から震えたあの瞬間に [02:26.470]もう一度出会えたらいいと強く思う [02:33.083]忘れることはないんだ [02:37.594] [02:39.410]君は今もあの頃みたいにいるのだろうか [02:45.321]靴を片方茂みに落として探し回った [02:51.289]「何があろうと僕らはきっと上手くいく」と [02:57.136]無邪気に笑えた 日々を憶えている [03:03.906] [03:07.141]どれだけ無様に傷つこうとも [03:13.044]終わらない毎日に花束を [03:19.014]くだらない面影を追いかけて [03:25.288]今も歌う今も歌う今も歌う [03:31.242] [03:37.542]朝日が昇る前の欠けた月を [03:43.493]君もどこかで見ているかな [03:49.414]何故か訳もないのに胸が痛くて [03:55.397]滲む顔 霞む色 [04:03.600] [04:06.488]今更悲しいと叫ぶには [04:12.325]あまりに全てが遅すぎたかな [04:18.261]もう一度初めから歩けるなら [04:24.612]すれ違うように君に会いたい [04:29.831] [04:30.150]どれだけ背丈が変わろうとも [04:35.982]変わらない何かがありますように [04:41.980]くだらない面影に励まされ [04:48.295]今も歌う今も歌う今も歌う [04:54.293] [05:00.547]朝日が昇る前の欠けた月を [05:06.419]君もどこかで見ているかな [05:12.346]何もないと笑える朝日がきて [05:19.013]始まりは青い色