[00:00.000] 作曲 : LonePi [00:37.785] 秒針の先を伝って融ける [00:49.431] 生きてるってこと 伝えて欲しい [01:01.172] 体内巡る それはおよそ [01:03.976] 三十六度 [01:06.284] 未だ 傀儡してる [01:08.527] 白く細い [01:11.278] 手足と 大脳皮質 [01:14.292] その向こうに賽を遺失 [01:17.893] 全部、知っているよ。 [01:24.411] わたしの声も色も [01:26.835] わたしの顔と名前も [01:29.732] わたしのこの想唯も [01:32.676] どうか知らずにいて。 [01:35.365] 温かくて脆い風が吹く [01:38.448] 一口含めば禍福 [01:41.361] 数日限りの傷を以て [01:44.220] 蒙昧に教えてよ。 [01:47.027] なんて、ね。 [01:59.200] 君はいつも六十秒の間に 平均約八十回 [02:02.134] わたしを安堵の海へと 沈めてくれるんだ。 [02:05.019] 一方わたしの安寧秩序は [02:06.422] 君の全てに奪われてました! [02:07.943] 健康で 文化的な 最低限度の 生活は [02:10.066] 終焉へ。 [02:13.491] そう? [02:15.893] 全部、きみの 所為よ? [02:22.427] 急転直下、さあ行こう [02:24.982] 一度触れれば最後 [02:27.882] その綺麗な水晶体を [02:30.811] わたしに向けないで [02:33.563] 案外 いちばん痛む傷は [02:36.602] 君の存在そのもの [02:39.506] 触れてしまわぬようにそっと [02:42.665] 瞼で塞いだ [03:09.062] 君へ浴びせる音波が [03:11.576] 君に繋がれた両眼が [03:14.818] 君へと向かう足が [03:17.330] 本当は邪魔なんだ。 [03:20.138] わたしの命で確かめたい [03:23.151] 君がまだ温かいこと [03:26.047] 六千二百と五回目の [03:29.006] 宵が君を隠す [03:31.694] XXXXX。